年末年始の過ごし方

年末年始とかお盆休みとかゴールデンウィークのあとには犬猫の具合がすこぶる悪くなります。
なぜか?
いつもと生活のリズムが変わるからです。
犬は子供と同じで、ハッスルしすぎてダウン。
いつもは寝ている時間にみんないる!嬉しいーって動き回りすぎ。
お客様が多かったり、夜更かししていつまでも明るいし人がいる。
猫はそんな恐怖でダウン。

仕方ないのですがね。。。

10年前には正月3が日の休日診療している病院が無かったもので、そりゃぁ、普段お目にかかれない奇抜な状態の子が多く来院されました。
里帰り中の婿さんの車に手を轢かれたシェルティ。
初詣やらで夜間も車が多いせいか、交通事故の猫は多かった。
普段行かないエリアに散歩に出向いたばかりに、除草剤のかかった草を食べて中毒とかもあったな。
おせちの串刺しを食べてしまって、その串を吐かせてみたり。
出産も重なったりしててんてこ舞いだったお正月。
今では夜間や休日診療の病院もそこそこ出来て楽にはなったものの、年末年始は戦々恐々として構える日々。

私もお正月気分を味わいたいので、皆さま、ご愛犬・ご愛猫の健康管理はしっかりとお願いします。

老犬介護

犬も猫も人並みに長生きになりましたね。
それに伴う悩みも多くあります。
何よりも、飼い主さんの戸惑いが大きいです。
あんなに聡明で溌剌としていた子がどうしてこんなに変化してしまったのだろう。
昼夜逆転・夜泣き・徘徊・大食い・怒りっぽいなどなど。

一生懸命にお世話するのですが、ボケたワンちゃんに限って体が強い。
介護生活がどのくらい続くのか判らずに不安にさいなまれてしまうようです。

日本人は情が深いので、外国人のように老齢が理由で安楽死など選択する人はまず稀ですし、それを受ける獣医師も少ないと思います。
なので、飼い主・飼い犬ともに納得がいく人生の終わり方を模索するわけです。

老犬ホームなどに預けることなく最後まで看取る覚悟の飼い主さんは、近所に気兼ねし、自分の生活も犬中心にして精神的に追い詰められてしまいます。

動物病院でお手伝いできることは何か?
ショートステイ。
半日だけとは言いません。2泊3日くらいワンちゃんを病院に預けて、飼い主さんはその間にしっかり寝てリフレッシュです。
日ごろからお付き合いのある患者さんのワンちゃんならば気心も知れていますし、安心して預けていただけるかと思います。

見ず知らずのワンちゃんを突然預かって、という場合はしっかりとしたミーティングが必要ですね。
お互いに何も知らない同士ですから、まずは飼い主さんと病院との信頼関係を築かなくては。

老犬介護。ますます増えていく様子。
どうぞ、最後まで愛犬愛猫との良い関係を維持できますように。

どこまでエコ出来る?

新宿区のゴミの分け方は、燃えるゴミ・資源ゴミ・燃えないゴミ・ビン缶ゴミの4分類。
新都心・新宿、ゴミの量ハンパないせいか、かなり厳しく分類をチェックされる。
少しでもダメだとブッブー、ダメダメシールを貼られてゴミは置いてけぼりの運命に。
ひー、置いておく所ないよー。

そして、家庭ゴミではなく事業所のゴミはすべて有料なのだ。
燃えるごみの量が半端無いと金額も天井知らず。
良し、ここで一念発起。燃えるゴミに捨てていた紙ゴミは資源ゴミに回そう。
そうしたら、出るわ出るわ、紙ゴミって物凄く多いのね。
ダイレクトメール・チラシ・お土産の包装紙・紙袋は当然のこと。
箸袋・ガムの包み紙・絆創膏の粘着テープに付ている紙・ティッシュペーパーの箱・使い古しのメモ帳…あー、こんなにも紙を使っているのか!
紙って木から出来るんでしょ。
木をどれだけ切って紙にしてるの?
切るのは一瞬・育つのには何十年もかかるのに。
心が痛む。

うちでもカルテは電子カルテじゃないから紙のカルテ。
ワクチンのお知らせハガキ。
薬を入れてお渡しする内用薬袋。
何かと言えばすぐに使うティッシュペーパー!
ちなみに日本人ほどティッシュペーパーを使う民族は居ないんだそう。
キレイ好きだからね。

少しは再生紙になってリサイクルして帰って来るんだよ。
せめてもの反省で、そんな事しか出来ないが、しないよりまし。

出来る事はしようじゃないか。
なので、15年間続いた「紙で出来た」手書きのお年賀状。
今年は無しだ!
ごめんねー。

コンビニのお弁当

自分で握ったオニギリ。
うっかり24時間経過後食べようとしたら、、、糸を引く!
いくら梅雨時とはいえ、そんなに早くダメになるのか?
確かに冷房ガンガンかけていたわけではないが、そんなに暑くはなかったはず。
動物が快適に過ごせる室温なのにな。
しかも、素手で握ってはいないのです。

一体何菌が繁殖しているんだろうか?

早速同じ状況で糸引きおにぎりを再現。
そして細菌検査。

結果は、バチルス.pp 納豆菌のお仲間でした。
なるほど、それで糸を引くのね。で、病原性は低い。よほど菌の数が増えなけりゃ大丈夫。
フンフン。何処にでもいる細菌。空気中・土壌中・・・etc。
はー良かった。うちが汚いわけじゃなかった。

食中毒の原因菌は、ほぼ黄色ブドウ球菌。
素手で握ったおにぎりは、手に付着した黄色ブドウ球菌が繁殖しやすくとっても危険だが、ラップ越しに握れば食中毒にはなりにくいと言う事。

となると、コンビニのおにぎりってものすごく処理されているんでしょうね。
カバンに入れっぱなしで24時間後に食べるなんてざらだと思うのです。
それを食べても全然平気。糸なんか引かない。
余程、保存料やPH調節調節剤が入っているんですねー。

食中毒にはならなさそうだけど、別な意味で体によくなさそう?
逆に、そう言う物を食べ続けていると保存料に対して耐性が出来て大丈夫になるとか。。。。

殺虫剤に強いゴキブリみたいに、人間もこういう風に進化していくのかなぁ。
それとも、病気になりやすくなっていくのか、どちらでしょうね。

21動物病院が目指しているもの

人も犬も猫も、あらゆる動物は人間の想像を絶する、まさに奇跡で出来ています。
いろいろな内臓が、想像を超える連係プレーで「生」を作り出しています。
肝臓が悪かったら肝臓だけ、皮膚が悪かったら皮膚だけを診れば良い訳ではありません。

「木を見て森を見ず」  これではいけません。
昔の人は今よりも自然に近く、その自然に対する畏怖の気持ちを持っていました。
なので、昔の格言には真理が隠されています。

自然に逆らわず、体の力を信じてその手助けをする。それが医療だと考えます。
21動物病院のポリシーは、「快適に生きていくためのお手伝い」であると思っていま
す。
自然の力の前に、決して出しゃばってはいけません。

疑問をそのままにせず、しっかりと話し合って初めて治療の第一歩が始まる。
そう心がけております。

何なりと心行くまでご相談ください。